イタリア語テキストレビュー「こんなとき、どう言う?イタリア語表現力トレーニング(著:中矢慎子)」
2015-03-10


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えええええええええぇー(((⊃∀⊂)))
びっ((⊂(*´∀`*)⊃))

写真、見てやってつかぁさい。
うちの子(エビ)がついに、たまごをっ!涙。うぅ
わらわら増えるといいなぁ。わらわら。

さて、子供(エビ)もできることですし、久々にイタリア語のテキストレビューいって見たいと思います。

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NHK出版CDブック
こんなとき、どう言う? イタリア語表現力トレーニング
著者:中矢 慎子
出版:NHK出版
[LINK] (禺画像])禺画像]
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もっと早くに手にしたかった!と思うような、かゆい所に手が届くテキストでした。
表現力トレーニングとタイトルにあるように、自分の伝えたい事を「より気持ちにそった言葉」で表現する力を養うことを目的としたテキストです。
「ありがとうございます」と「感謝しています」と言うのでは、同じ意味合いでもニュアンス・場面が違いますよね。
私の場合、イタリア語となると語彙不足なのもあって、ついつい同じ表現、1パターンな言葉で伝えてしまう。それでもイタリア語を母国語としてる人には、伝わるには伝わるのですが、より心情や場面にそった言葉選びができたなら、もっと心が近づけるように感じます。
このテキストは、1パターン表現から脱したい人におすすめです。

では、テキストの構成について。
数学の公式のように、「+(プラス)○○単語で、このような表現に」という「式」形式で書かれています。
この公式を覚えると、単に「例文を丸暗記する」のと違って、単語を変えて、色々使い回しができるようになります。記憶するのに効率的。
その式は伝えたいテーマ、たとえば「断る」に対して、5つの表現式(パターン)が示されています。各テーマ、5パターンを学べます。
ページの構成について。
見開き(2ページ)を1セットとして構成されています。見開き右側に、使用する式を5パターン(5段)とそのニュアンスの説明。それを使う例文(日本語のみ)が左ページに書かれています。他に、例文で用いる単語が全てではありませんが、示されています。
次の見開き(裏2ページ)、左側に例文の回答(イタリア語のみ)と、例文の解説が左側にあります。
日本語の例文に対するイタリア語が同じページ内にないので、練習問題として練習するのにも便利です。また、右ページの式部分を隠せばヒントなしに翻訳練習できますから、段階を追って暗記させることができます。
イタリア語例文の解説は主に表現に対するものです。文法的な説明は、品詞等文法用語で書かれています。たとえば「直説法現在の動詞が来ます」「条件法現在」という文法用語で説明されていますので、基本文法の学習を一通り終えた方の方が、理解しやすかと思います。文法テキストではありませんので、文法の解説はありません。
5パターンの例の後ページには、その表現を使う練習問題がついています。これによって、パターンを利用する場面の想像がより明確にできます。

難しい文章を翻訳練習させる事が目的ではないので、基本的に文はシンプルで、式の暗記に役立ちます。しかし!シンプルなのに、いざイタリア語で!となると出てこないんだなぁ〜(((⊃〜⊂)))うぅむ。
日本語を読んで、そのイタリア語を読んで、「こう言うのなかぁぁぁああー(⊃□⊂)ぁぁぁ」と勉強になりました。


=====本日、ご紹介した本↓=====

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