レビュー「マルチリンガルの外国語学習法(著:石井啓一郎)」
2014-03-18


||∀`*)))すすすす

||((⊂(*´∀`*)⊃))こんにちわーの!
更新が空いてしまいました・・・わわわ
セミの抜け殻ごっこをしておりまして
いま、ガラスのハートよりも脆いです・笑。
イタリア語学習ブログ&サイトなのになんですが、
TOEICのスコアを提出せねばならんことになりそう(未定)で・・・
なんてこったぁ〜英語かぁ・・・あぁぁあぁあぁ

そんなわけで本に現実逃避。
何か勉強のヒントがないかなぁと、こちらを読んでみました。

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マルチリンガルの外国語学習法
  -ある翻訳家の「語学」心覚え-
著者:石井 啓一郎
出版:扶桑社
[LINK] (禺画像])禺画像]
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この手のタイトルの本によくある気軽なハウツー本かと思って手にとったのだけど、まったく違いました。この方の学習量をこなせる方は早々いないだろうなぁと思うくらい熱心で、語学に対する真剣な姿勢が伝わります。天才ではなく努力の賜物。
タイトルに「学習法」とあるけど目新しい学習法はありませんでした。著者は、学習の過程においてまず文法を重んじています。とても納得。自分の言葉として伝えるには、例文の丸覚えでは対応できない。応用をきかせるには文の構造を知らなきゃはじまらないものね。
自分の話ですが、イタリア語を学ぼうとしたとき、動詞変化の多さに圧倒されて、先にここから覚えないと!と文法中心で学んだけど、これでよかったんだなぁと今、とても納得する。対して、英語は長い期間学んだはずなのに、まったく書きたいことが書けない。辞書を使っても。それは、義務教育であれほど英語を学んだけど、教科書の丸覚えで、文法に手をつけなかったから、応用が利かない・・・だから、できないなんだろうな〜なんて、思います。
そうそう、驚いたのは先に文法を知らないと辞書さえ使えない(辞書で探せない)複雑な変化をする言語もあるのだとか。イタリア語も動詞は人称によって変化していくけど、辞書に○○(原形)参照とかあるものね。その比じゃない変化とか・・・アラビア語、なんて恐ろしい・笑。
最後にもう1つ、勉強法的なことと言えば、文法レベルに応じた本の読み込みでした。段階的にレベルを上げていく。そのとおりだね。ただ、この方のすごいところは、著者は当初から論文などを辞書片手に読み漁ったという。著者自身もこれはちょっと・・・と言っている・笑。しかし、読みたいとか、何かしら「目的」があって学ぶというのは、これほど脳を使うことができるんだなぁと素直にすごいと思う。とにかく尋常じゃない努力だ。
内容自体はハウツーではなく、各語の文法的違いや著者の経験談が主です。動詞変化の話等を文法用語を多分に含むので、何かしら言語を学んだことがある人の方が読みやすいと思います。イタリア語の話(例)も一部ありますが、主ではありません。ただ、他の言語はさっぱりわからないのに対して、少しでも知っていることが出ると嬉しくなる・笑。

ただただ、自分の勉強量の少なさに愕然とし、もっと頑張ろうって思いました。まる(*´∀`*)

=====本日、ご紹介した本↓=====

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※個人的な感想です。感じ方は個々の学習レベルによっても異なると思います。
今までのテキストレビューはHPの方に書いてあります。ブログで書いてない本(ブログを書き始めるより前の本)もあるので、テキスト探しの参考にどうぞぉ〜。
・過去「文法書」レビューはこちら

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[心に残る1冊]

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