イタリア語・語源:白を追いかけていたら、アルパカと遭遇して頭まっしろになった

コメント(全2件)
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ruka ― 2017-01-04 21:56
時間の経ったコメントで申し訳ありません。
動物のアルパカは南米インカ帝国のケチュア語alpacaで、定冠詞のalと黄色味の赤pacaからきた名前で、アルプスや白とは関係ないとのことです。原種はあんまり白くなかったんでしょうね。
ちなみにalp・albのもとはラテン語のalbo-白だそうです。
天文用語のアルベド(albedo-天体の反射率)もラテン語のalbedo-白さが元で、写真や音楽のアルバムalbumも古代ローマで議事録として使われた白い石版がそう呼ばれたことから始まった言葉だそうです。あと遺伝子疾患のアルビノalbinoも同じ白からですね。
Biancoがゲルマン起源というのは面白いですね。英語はラテン語とゲルマン語の合いの子のような言葉なのでゲルマン起源の言葉がたくさんありますが、ラテン語の牙城のようなイタリア語にまで波及しているというのは興味深いです。
CUBE ― 2017-04-04 12:59
>rukaさま
コメント頂きまして、誠にありがとうございます。
すみません。長い間、確認できず申し訳ありませんでした。
私の疑問(アルパカ)について、教えてくださってありがとうございます。また「album」が、白い石版から来ているというはとっても面白いですね!!言葉の楽しさをまた知りました!!ご連絡ありがとうございます!!

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